2025

2025.04.14
花を生ける
あいにくの雨降りの日曜日、三女と二人で過ごすことになった。
次女は修学旅行、妻と長女は卒業袴(来年三月の)を選んでくるという。
友人の本屋さんがイベントをやるとのことで
三女と遊びに行ってみることにした。
古道具と花屋さんが出店していたので、
可愛い花瓶を買い、それに合う花を見繕ってもらった。
長年田舎で暮らしていると花は散歩の帰りがけに野花を積んで、
捨てずにとっておいた空き瓶に生けるという ものだと思い込んでいて、
花を買って飾ろうなんて思ったことはなかった。
以前、雑誌の特集で「あの人の花時間」という特集に携わったことがあり、
季節の花を馴染みの花屋で買ったり、ベランダのプランターに咲いた花を飾ったりと、
みんなそれぞれの生活スタイルに合わせて
花を楽しんでいることにカルチャーショックを受けたことがある。
そして何よりも、花を飾るということがこんなにも気分を変えるんだということにも驚いた。
早速家に戻って三女と一緒に、花瓶に買ってきた花を生けてみた。
雨降りの日曜日、見慣れた家が明るくなった気がした。






2025.04.13
カレンダー 「LONG SEASON」 APRIL
ちょうど地表が草の緑で覆われる頃にスッと立ち上がるように咲くマーガレットが昔から好きだ。
春の空気の中、この緑と白と黄色を見ると気持ちが前を向く。
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CALENDER LONG SEASON
APRIL
ふたつのまほう
ひとつはうまれる
ひとつはなくなる
詩 土屋 誠 @beek_magazine
写真 砺波周平 @tonamishuhei
印刷 藤原印刷 @fujiwara_printing























