このところ末娘のアサの写真を撮ることが多いなと、ふと思った。
というのも暇さえあれば、僕に遊んでくれとせがんでくるからだ。
三姉妹のうち上二人は思春期真っ盛り。
自分の世界が一気に広がり始め、その一瞬一瞬が楽しくも苦しくもあり、どうにもこうにも自分のことで精一杯なのだ。
家や親と居る暇なんてない。
いつまでも子どもたちに囲まれ、手を焼いていた数年前までは、こんな日が来るとは思ってもいなかった。
だからこそ、子どもが子どもでいてくれている時間をもっと大切にしなよと末娘のアサは教えてくれているような気がした。